人生を生きているのか。
人生に生かされているのか。
ふとそんな疑問に思い当たった。
生きてるとはどういうことなんだろう。
生きてる心地とはなんなのだろう。
生きている。だけど何かが分かった訳じゃない。
生きててもただただ、時間を浪費しているだけだった。
何かをしたいと思っても結局、先送り先延ばし。気付けばケータイやパソコン。どうでもいい事に時間を使って、やりたいこと、やらなきゃいけない事に手を付けられず。
そうやって生きてる時間。私達の生のタイムリミットは悪戯に消費されていく。
こんな事では駄目だ。次からは、時間を有効に使おう。次からは、やるべき事をやっていこう。
誓いを立ててみるものの、結局それは果されない自分との約束。
今日出来なかったことを、明日の自分に押し付けたって無駄。
今日できないなら明日もできない。今日を変えなきゃ明日は変わらない。
そんな単純な事にいつになったら気づくんだろう。
時間を潰すのは簡単だ。ケータイやパソコン、ゲームにギャンブル。なんでもある。簡単に時間は浪費できる。
時間を浪費している私達は観客だ。
誰かが提供するショーに時間を払っているだけ。
自分は観客。いつも人に楽しませてもらっているだけ。
人生だってそうだ。
受け身でいるから、自分の人生すら自分は観客を演じる。
傷付かないように、諦めがつくように、自分に言い訳しながら生きている。
駄目なら仕方ない。今度頑張ろう。
人生は他人事か。言い訳ばかりの人生で納得できるのか。
でも仕方ない。仕方ないのだ。
時間を浪費している内は人生の観客だ。
何かを残さなきゃ人生は空虚だろう。
何かを残す。自分の生きた証を。
何かを成し遂げなきゃいけない。
いつまでも人生の観客じゃいけない。
生まれてきたからには何かを成し遂げなきゃ。楽しませてもらう為に生まれてきた訳じゃないはずだから。
人は人の為に生きている。
だから誰かの為に何かを成し遂げなきゃいけないと思う。
生きてる実感。生きることのできる時間。
生まれて死ぬまでの時間をいつまで無駄にするつもりなんだろう。
今、やらなきゃいつまでたっても変えられない。時間は限られているから。
生きているなら、何かを成し遂げる。
人間として生まれてきたなら、何か1つでも成し遂げなきゃ。
後悔したくないから。