20代と味噌汁

ここ最近、朝からランニングをする事が

日課になった。

まぁ、正確にいうと、

ただ家の周辺を歩いているだけなので、

散歩という方が正しいとのであろう。

だけど、散歩という響きは、

どうもおじさん臭い。

実際、僕はもう、

おじさんと呼ばれても

おかしくない年齢だが…。

それでも、やっぱり、20代なので、

若さが伝わってくる、

ランニングという単語を

併用させていただく。

 

ところで、若者とは何歳まで、

若者なのだろう。

何歳から中年の仲間入りなのだろう。

僕が思うに、やっぱり中年って、

35歳からじゃないかな。

まぁ、何となくなんだけど。

 

昔は30代で中年だと思ってた。

[みそじ]と言う言葉は、

いかにも、おっさんという響きだから。

だけど、いざ、自分が

味噌汁に近づくにつれ、

いやいや30はまだ若いよと、

自分がおっさんだと受け入れたくないから、

おっさんになるまでの猶予を伸ばした。

たぶん、僕が35になる頃には、

おっさんは、40代からじゃないか?と

すっとボケるのは、

火を見るより明らかだろうが。

 

どうして、人は若くいたいのだろう。

僕は昔はそう思っていた。

歳を取れば、働かなくてもいいし、

自分の好きな時間に起きて、

好きな事が出来る。

そんなふうに考える事が多かった。

あの頃の僕に行ってやりたい。

今にもっと感謝しろ。と。

 

実際、何もしなくてもいい日々とは、

何もしなくてもいいのではなく、

何かに必要されなくなった。と、

苛まれる日々であることに気づいた。

 

もしかしたら、自由に憧れている日々こそ、

この上ない幸せな日々ではないかと、

つくづく思う。

自由を実感してみてから。

 

20代とは一体どんな

生き方をするべきなのだろう。

キャリアアップや、結婚相手探し、

30代を安泰に生きるための、

準備期間なんだろうか。

そもそも、30代でどうありたいか。

なんて考えたこともなければ、

考える想像力も乏しい。

 

どうなりたいか?は難しい。

だけど、どうなりたくないか?は

容易に答えを弾く事が出来る。

 

今と同じ自分ではいたくない。

ただ、それだけ。

ただ、それだけなのに、

どうすれば、それ、を阻止できるか。

具体案はない。

が、今に重点を置くなら、

今、と違うことをすれば、

少なくとも、今、とは別の自分の生き方に

たどり着けるはずだ。

 

なら、今、から変えていこう。

明日からは散歩ではなく、

本当のランニングをしよう。

おじさんになれない僕は、

高速で追いかけてくる、

30代の自分という、おっさんに、

追いつかれないように、走って逃げる。

昨日と同じから抜け出すんだ。