新卒で入社した会社を辞めるまで part.16

紹介状を送った企業から初めての

面接のお誘いに僕はドキドキしていた。

高校の頃の求職活動よりドキドキした。

 

高校の頃は先生が、

おすすめする企業に

なんとなく就職したので、

本格的な面接というのは初めてだったから。

 

さて、面接に行く日程を

決めるのは簡単だった。

面接をしてくれる企業は

いついつに面接に来てくださいと

指定してくるから

僕はそれに合わせるしかなかった。

日程は変えることなんて

出来ないと思っていたから。

 

問題はどうやって面接予定日に

会社を抜け出すかだった。

面接予定日は

ちょうど1週間後の午前中だった。

午前中は有給で行くしかないかな。

そう考えたが、

どうせ休むなら1日休めばいいか。

どうせ面接受かれば辞めるんだし。

僕は面接の日に、

体調不良で休むことにした。

 

面接は全然職種の違う印刷会社を受けたが、

どうして、うちの会社を選んだのかって

聞かれた時に、何も返答が出来なかった。

面接対策を全然していなかったのだ。

当然、面接は不合格。

おまけに有給で会社を休むことによって、

おっさん2人には怒鳴られた。

仕事も出来んのに休むんじゃないわ!

と一喝。

 

本当に、次の職場を

見つけて辞められるのだろうか。

一社目の面接に落ちただけなのに

僕は転職先を見つけてから

仕事を辞めるのは無理だと考え始める。

 

もうどこでもいい。

どこでもいいから雇ってくれ。

やけくその転職活動は続くのであった。

 

[退職まで残り40日]