今より先へ進むために出来ること

 

働くのをやめて、

もう長いこと時間が経った。

 

こんなに長く働かずにいると、

毎日が単調な繰り返しに思えてくる。

 

起きて、自分がやりたいことをして寝る。

今までとは、違う生活にも慣れてしまった。

 

休職を始めたときに比べると、

自分がやりたいことを、

やりたいようにする、という考え方が、

当たり前になってきてしまった。

 

これは良くないな。

人生そんなに思い通りになるはずもない。

 

僕は次の行動を考えた。

そして、就労移行支援という制度を使って、

社会復帰することを考え始めた。

 

就労移行支援とは、

発達障害鬱病、病気などで、

普通に働くのが難しい人が利用できる、

福祉サービスである。

 

いろいろな障害を持った人が、

その就労移行支援で勉強し、

カウンセラーの人達に助けられながら、

社会復帰を目指していくのだ。

 

僕の場合、

仕事を覚えるのが極端にヘタクソで、

注意力散漫で、

人とうまくコミニュケーションがとれない。

そして、仕事があまり続かない。

 

それらの、欠点のせいで、

一般雇用で働いているとき、

凄く苦労した。

 

だから、もしそういう、

欠点を理解してくれて、

うまく働けるなら、

障害者雇用を希望したいと考えている。

 

だけど、障害者雇用は、

賃金が少ないとか、

イジメに合う可能性があるとか、

あまり良い評判が無いみたいだった。

 

だからこそ、

本当のところはどうなのか確かめたい

という気持ちもある。

 

就労移行支援に通えばなんとなく、

障害者雇用の実態が分かるのではないかと

思っている。

 

僕は自分の目でちゃんと見ないと、

納得しない。

 

だから、よく人から楽観的だとか、

常識知らずと罵られている。

 

でも、どうしも、自分自身で確かめたい。

誰もが口を揃えて言うことが

本当に正しいことかどうなのか。

 

僕は就労移行支援に問い合わせて、

見学させてもらえることになった。

 

そこで就労移行支援のことについて

色々聞くことが出来た。

 

ただ僕が就労移行支援に通うためには、

休職をやめて、本当の無職にならないと

いけないと言われた。

 

休職しながら、

就労移行支援や

職業訓練学校には

通うことは出来ないそうだ。

 

僕にとって、

仕事はしていないが、

無職ではないということが、

心の中で1つの支えになっていた。

 

だから、

本当に会社を辞めてしまうというのが

怖く感じた。

 

自分勝手で申し訳ないが、

会社を辞めてしまうのは、

後ろ盾が無くなる気がして嫌だった。

 

だけれど、

結局は、今の会社に戻るつもりはないのだと

自分が決めているなら、

この会社を辞めるという判断は、

もう早いか遅いかの

違いでしかないのだろう。

どうせいつかは決断しなくては

いけなかった。

 

休職中の僕ではなく。

ニートの僕になる。

 

就労移行支援に通うことは、

前進だと考えると、

前に進むためには、

何かを失わないと

いけないってことなのだろう。

 

全ての荷物を持っては進んでいけない。

進むなら、何かを捨てないといけない。

それが決意というものなんだろう。

 

僕は、自分らしく生きたい。

どんな生き方でも、

必死に前を向いて進もうとしているならば、

必死に生きていこうとするならば、

生きて進んでいく先に、

何かが見えてくるはずだ。

 

自分が迷いながら進んだ物語の先。

僕はそれが見たいから、

自分の選んだ生き方で進んでいこうと思う。

 

どう生きても、

前に進もうとしている限り、

道は続いているはずだから。