この先も一人なのか

 

僕はアニメを見るのが昔から好きだった。

学生の頃はよく見ていたのだけれど、

社会人になってからは、

ほとんど見ることは無くなった。

 

今は時間が沢山あるので、

久しぶりにアニメを見てみることにした。

そのアニメはちょっと前まで大人気だった

異世界物の物語だ。

 

タイトルは「Re:ゼロから始める異世界生活

このアニメが気になっていたんだ。

 

内容を簡単に説明すると、

主人公が敵に負けたりある、

失敗をして死ぬと、

もう一度時間を巻き戻して生き返り、

ふたたび同じ課題(敵)に挑むことが、

出来るという物語。

死んでもまた、

過去に戻ってやり直しができる。

リセットみたいな感じだ。

 

その物語は死を通して、

自分が死ぬまでの記憶から、

どうすれば自分が死んでしまう悪い未来を、

自分が死なない良い未来に出来るか。

ということを考えながら、

過去をやり直していく。

 

主人公は何度も何度も死んでしまうが、

そのたびに、正しい選択肢が、

分かり始めていく。

 

主人公は死ねば、

過去をやり直せるが、

死ぬのは、とても痛みを伴ったり、

怖い事だから、出来れば死なずに、

上手く生き抜くようにしている。

 

僕はこのアニメを見て、

自分の死のイメージを考えるようになった。

 

もし僕が死ぬときには、

どんな事を思って死んでいくんだろう。

一人で寂しく死んでいくのだろうか。

誰かがそばにいてくれるのだろうか…

なんて考える。

 

そう考えていると急に、

一人で居るのが怖く感じた。

 

僕は一人で居るのは好きだ。

だけどそれは、望まなくても、

家族や兄弟がまだいて、

いうなれば、まだ本当の意味での、

孤独ではない。

 

家族も死んで兄弟もいなくなった時、

僕は、本当の孤独に耐えられるか、

心配になった。

 

頼る人も、

支えになってくれる人もいない世界で、

それでも、

一人は最高だと謳歌できるのだろうか。

 

いまは一人でいたい。

だけど、この先もずっと一人で

生きていくのは、

甘い事ではないのだろう。

 

だけど今さら一緒に生きてくれる、

パートナーみたいな存在なんて、

僕にできるのだろうか。

精神障害を持っていて、

仕事も今はやっていなくて、

お金もないような人間だ。

ある意味、落ちるところまで落ちた人間。

 

そんな僕と一緒に生きてくれる人なんて、

きっと望んでも現れはしないだろう。

 

僕は、今が良ければそれでいいという、

考え方をしてきた。

だけど、みんな周りからいなくなった

未来を想像すると、

本当の一人というのは、

生きがたい世界だと感じる。

 

だけど、こんな気持ちに、

気づけて良かったのかもしれない。

 

いますぐは難しいかもしれないけれど、

もし望めるなら、

この先、一緒にいれたらいいなと、

感じる人を探せるように、

努力していかないといけないと思えたから。

 

本当の孤独に勝てるほどの精神力を、

僕はきっと持っていないと思う。

一人は好きだけど、

本当の意味での孤独ではないことを、

何となく自覚していたんだ。

 

いまは生きる為に前向きにならないと。

この先、出会うかもしれない、

誰かや、未来に恥ずかしくないように、

頑張ってこの世界を生きていかなければ。

 

自分の為にも頑張ろう。