休職中というレッテルが自分を苦しめる

 

とうとう、休職して80日が

経とうとしている。

 

もう、

そんなに経ってしまったかと思う気持ちと、

まだまだ大丈夫か…

という気持ちが入り混じる。

 

仕事をしている時は、

いつかこんな仕事辞めてやる。

そう毎日考えていたが、

いまはいつ社会復帰できるのだろうか…と、

考えてしまう。

 

僕は休職する前に、
休職中の過ごし方を、

どうするかずっと考えていた。

 

休職したらお金が心配だよな…。

そう考えていたが、

休職しても傷病手当金という制度が

あることを知った。

 

傷病手当金は特定の条件を満たせば、

毎月、手当金としてお金が振り込まれる。

それも1年と半年も。

 

だから僕は、

1年と半年をゆっくりと

過ごすつもりでいた。

 

だけどそんなに現実は甘くなかった。

お金の面は方は心配はいらなかったけれど、

周りのプレッシャーの方が、

耐えられなかった。

 

いつ社会復帰するのかという、

親からのプレッシャー。

友達からは、ハローワークくらい行くべきだ

というアドバイス

僕の車が朝から晩まで、

ずっと家に留まっていることで、

近所で噂になること。

 

特に近所で無職の息子という噂がたつのは、

親は避けたいようだ。

 

なるべく長めに休みたいがために、

休職と共に実家へ帰化したが、

どうやら、

僕は親に大変迷惑をかけているようだ。

 

休職しても休めない。

僕は自分の考え方の見通しの悪さに、

ようやく気付いた。

 

だが遅かった。

普通の人達が気軽に休職しないのは、

お金以外にもいろいろ理由があるんだなと、

ようやく分かった。

 

僕は普通の人が容易に想像できることが

想像できない。

実行してみて、そうなって初めて気づく。

 

ああ、だからみんな辛くても働いてんだね…

と言う感じで。

 

人生はお金だけで解決できないこともある。

しばらく働かなくても、

大丈夫って思っていても、

人の目を気にしないほどの

度胸と図太さがなければ、

普通からズレて楽しむのは難しい。

 

僕は他人の目は気にならないが、

僕の行動によって家族の

プライドが崩れてしまうのに、

申し訳なさを覚えた。

 

お宅の息子は無職なんですって!?

そんな風に思われていると辛いだろうな…。

 

僕には弟が1人いるのだが、

弟にも申し訳ないと思っている。

無職の兄がいることで、

こんな兄貴なんて最悪だと、

思われているだろう。

 

弟は学校を卒業して、

ずっと同じ企業で働いている。

弟は頑張っているのに、

この兄貴は情けない。

 

もっと気がかりなのは、

僕が障害者手帳を持っていることだ。

もし、弟が結婚することになった時に、

結婚相手の親族から、

障害を持った兄貴がいる家庭の人と

結婚するなんて駄目だ。

そんなことを、

言われたらどうしようかと考えてしまう。

 

僕の1つ1つの行動は、

家族を不幸にしてしまっていると思うと、

とても申し訳ない。

 

周りとズレている僕は、
そのズレのせいで、

周りの人生まで

ズラしてしまっているのかもしれない。

普通じゃないことに苛立ちを覚えてしまう。

 

人とズレていてもよかった。

だけど周りの人を不幸にしたくはない。

だから自分の出来ることを、

いま進めていかないといけない。

そう考えて出来る事から始めている。

 

まだまだ何が出来るのかは分からない。

だけどこのまま休職を、

ずっとできるわけではないし、

お金もいつかは底を打つ。

 

僕は自分が発達障害として生まれたのには、

意味があると確信している。

 

そして、ここまで生きてきて

休職を選んだ自分の判断もすべて、

人生のある場所に向かうために、

必要だったことだと思っている。

 

僕の人生は周りに迷惑を掛けっぱなしだ。

自分が好きなように今までしてきた。

そんな自分の行いの悪さが、

いまのこの現状を、

つくってしまったのだろうか。

 

いや、これはいつか通る道だったんだ。

自分が発達障害だと知る事も、

社会からいったん身を引くことも。

親に迷惑をかけてしまい、

いまようやく親のありがたみを、

知る事になったのも。

全てはいつか、

通過しなければいけない道だったんだ。

いまちょうどここを通っているだけである。

 

人に迷惑を掛けない人間なんて、

この世にはいないとはっきり言える。

そしてみんな誰かに心配されている。

僕たちのことを、

大切に思ってくれている人は必ずいる。

 

人生は失敗の連続かもしれない。

だけどそれは何かに気づく為に、

あえて設定されていた失敗なんだ。

 

そこから何を考え、どうアクションするか。

枝分かれする人生の道のどっちを進むか。

 

生きていれば、道は続いている。

感情が揺らぐたび僕らは、

成長しているし進んでいる。

なにも感じない人なんていないんだ。

 

何かを感じている限り、

それが、失敗でも、苦しみでも、絶望でも、

生きて何かを感じている限り、

ちゃんと人生を生きているんだ。

 

プレッシャーがなんだ。

僕は生きている。

休職しようが人生は終わらない。