変わった行動でバイトを1カ月で首になったこと

 

高校生の頃に、

僕は初めてバイトを経験しました。

 

そのバイト先で、

僕は変わった考え方していたみたいで、

1カ月という速さで首になってしまった。

 

どんなことをすれば

首なんかになるんだって、

不思議がる人もいると思う。

このズレた考え方と行動お話をしよう。

 

僕のはじめてのバイト先は、飲食店だった。

飲食店は、臨機応変な対応を

することが多く、

僕の苦手なケースバイケースという

言葉が良く使われていた。

 

発達障害者は決まったことを

機械的にするのは得意なのだ。

空気を読んだり、

場の雰囲気に合わせるのは苦手である。

 

だけど、そんなことを知らなかった僕は、

飲食店のバイトを選んだ。

 

僕がバイト先で初めてした作業は、

皿洗いだった。

 

バイト先で同じころに、

一緒の頃に入った女の子2人が

いたのだけれど、その中で僕は、

一番皿を洗うのが遅かった。

 

なぜか?

皿を洗いながら、

自分の妄想の世界に浸っていたからだ。

 

妄想癖は昔からずっとあった。

手は一応、皿を洗っているが、

気持ちはどこか遠くに行っているから、

当然作業は遅くなる。

 

バイト先の人達も

少しイラだっていたようだ。

 

だけど当時の僕は、

そんなこと分からなかった。

 

その他にも、お客が入ってきても

「いらっしゃいませ」と言わない。

 

そんな僕を見て、

お客さんが来たら挨拶するのは常識だろう?

と言われた。僕は知らなかった。

 

先輩からは話を聞いているように

見えないと、言われることもあった。

 

僕は、話を聞いているつもりだったが、

どうしてかよくそんな風に言われる。

 

耳に聞こえているんだから

聞いているに決まってるのに。

 

1番まずかったのは、掃除だ。

宴会会場もある飲食店だったので、

広い大広間の机を拭く掃除があったのだが、

僕は、お座敷の何カ所かに立っている、

柱(木でできた大黒柱)を

机を拭く雑巾で拭いていた。

 

みんなびっくりしてたね。

なぜ、こやつは柱なんぞ拭いているんだ。

しかも机を布巾で!って。

普通は柱なんて拭かない…らしい。

いや、僕にとっては

柱も拭いたほうが良いと思ったんだ。

 

そんな感じで、1週間たった。

 

初めてバイトをしに来た時と比べると、

バイト先の人達が僕に対する対応は、

かなり冷たくなっていた。

 

なんで僕は頑張っているのに、

みんな頑張ってないって感じの

視線を僕に向けるんだろう…

息苦しさを感じた。

 

日々を重ねるごとに、

バイト先の人達はあまり僕に

話しかけてくれなくなった。

 

同期で入った2人は、

バイト先によく馴染んでいた。

 

いいさ。

バイトはお金を貰いに行く

ところなんだから、楽しくなんかなくてさ…

 

そう自分に言い聞かせたが、

やっぱり羨ましかった。

みんなと仲良くなりたかった。

 

だけど僕の考え方や行動は、

どうにも人をイラつかせることが

多かったみたいだ。

 

楽しくなかった。

だけど辞める気もなかった。

辞め方もよくわからなかった。

 

そんな中で、1カ月がたったんだ。

その日の帰りに店長が僕の所へやってきた。

僕を呼び止める。

店長と2人で椅子に座って話すことになる。

 

店長は今まで頑張ってくれてありがとう。

君にはまだ、いろいろ可能性があると思う。

ここだけの仕事ではなくいろいろな

経験をしてみるのがいいと思う。

色々な経験をして、

それでもここがいいと思ったら、

また戻ってくるといい。

 

そう言われ僕はその日以来、

その職場に行く必要が無くなった。

 

勘の悪い僕でも、

その話が意味することは分かった。

 

事実上の解雇だよ。

かっこ悪い。

親になんて言えばいいんだ。

 

泣きたかった。

一生懸命頑張っているつもりだった。

親にはつもりじゃいけないと

言われたことが何度もある。

 

だけど…頑張っていたんだ。

なんで誰も分かってくれないんだろう。

やっぱり、頑張っていないのかな…。

 

その頃から、僕は自分が嫌いになった。

どうせ僕は、駄目なんだ。

何かがおかしんだって考えた。

 

あの頃の僕は、

受け入れてもらう方法も分からなかった。

いや、今も…分からない。

 

心から受け入れてくれる人なんか、

いないんじゃないかって思っている。

どうなんだろう。

 

こんなことを

考えなくてよくなる日が来たら、

きっとわかるんだろうな。