発達障害ってなんで生きづらいの?

 

発達障害と聞いて皆は何を思うだろうか?

おっちょこちょい?

何かが出来ない人?

多分、皆が思っていることで大体正解だ。

 

要はちょっとズレた人になるんだろう。

(僕自身の個人的な感想だが。)

 

僕は発達障害を理解するために、

日夜情報を集めている。

 

発達障害にも種類があるのだが、

僕の場合は、

ADHD)(ASD)を発症している。

 

ADHDとは簡単に言うと、

不注意が多い人のことだ。

忘れ物をよくしたり、

おちょこちょいで危なかしかったりする。

 

僕は、職場では危ないことをよくして、

(自分では気づいていない)

よく怒られていた。 

 

ASD自閉症やアスペルヘルガーと呼ぶ。

聞いたことがある人もいると思う。

ASDはこだわりが強かったり、

コミニュケーションが苦手というのが、

代表的な症状だ。

 

こう聞くと、

そんな人は世間にはいくらでもいるじゃん。

そう考えると思う。

 

その反応は正しい。

実際、僕の親もそれの何が問題なのかと

言ってくるのだから。

 

実際は生きづらいなんてものじゃない…

そうだと言いたい…。


正直、普通が分からないから

生きづらいのだけれど、

それを親に上手く説明できない。

だからもどかしく、ちょっと傷つく。

 

発達障害の人でも、

ちゃんと働いてる人は沢山いる。

僕はそんな人達に頭が上がらない。

 

発達障害にも、

軽度の人から重度の人までいるのだが、

一体自分はどの位置なのかは判断が難しい。


だから発達障害らしき人も、

普通に働いている。

発達障害だからなかなか働くのが

辛いんだよね…って言い訳もできない。

 

僕は、発達障害と診断されたが、

それで生きやすくなるかと言われれば、

そんなことはないなかった。

 

そもそも発達障害は、

脳の障害だと理解している人は、

それほど多くないと感じている。


他人とズレているのは、

残念ながら脳の回路に問題がある。

だから治らない。

 

発達障害者は障害と共に

生きていかないといけない。

 

発達障害なら、

メモ帳にメモすればいいのでは?

コミニュケーションなんて場数でしょう?

 

きっと、普通の人達はそう思う事だろう。

だけど、

そう簡単ではないことを知ってほしい。

 

脳のトラブルにより、

普通の人が無意識に出来ることが

出来ないのが発達障害といっていい。


例えば買い物に行って、

トイレに行ったとしようか。

トイレに忘れ物をしたことが

3回以上ある人はいるだろうか?

それも1月の間にだ。

 

そうそういないはずだ。

普通1回したら懲りるだろう。

それは脳がちゃんと理解するからだ。

免疫力みたいなものである。

 

だが、脳にトラブルがあると

そうはいかない。

1度忘れたことなんてもう忘れている。

意識し続ければ大丈夫かもしれないが、

無意識化でいるともうお手上げだ。

荷物さん、さよならとなる。

 

他人とのコミニュケーションも大変だ。

普通の人は相手の表情や、

言動から感情を無意識化で読み取る力が

10歳くらいには身につくそうだ。

 

だけど発達障害者は、それが身につかない。

 

例えば発達障害者の同僚が、

釣りなんか嫌いだ。

あんなのは時間の無駄だと話している。

発達障害者も同じ意見だった。

 

だけどその同僚が、上司に釣りに誘われ、

笑顔で僕も釣りが好きですって答えた。

その同僚は上司と話を合わせる為に、

釣りが嫌いでも好きと答えたのだ。

だけどそれを見た発達障害者は、

腹を立てその同僚が嫌いになった。

 

言葉や相手の本当の考え方

(言葉に言わんとすること)が、

本当に全然分からないのだ。


訓練によって意識的には理解するが、

緊張や動揺によって意識できなくなると、

無意識化でまた裏が見えなくなる。

 

普通の人達の無意識の対応が、

僕たちには羨ましくて

たまらなかったりする。

 

一体どこでそんな対応覚えたの?

教えてもらったの?と。

 

だからもし、発達障害者を、

普通と対等の扱いをするなら、

脳にトラブルがあるから、

まったく一緒になるとは思わないでほしい。

 

考え方が違うのは、

自分たちで分かっているから。

分かっているからこそ、

普通になるために努力していることを…。

 

脳の一部がトラブルを犯しているために、

見た目は普通と変わらない。

それがまた苦しい。

 

普通に見えるのにズレているから、

変人扱いされる。

 

普通の生き方を、

親や世間は進ませようとする。

 

発達障害者もそうしなければと

思って期待に応える。

 

生きずらさなんて、

みんな持っているんだから、

自分だけ甘える分けにはいかないって。

 

ああ…皆すごいよ…

僕だけ取り残されているようだ。


僕は、親からいつ

社会復帰するのかと聞かれる。

だからこの生活をそろそろ

終わらせないといけないかもしれない…

また、社会に復帰するのか…

 

でも1つ決めたことは、

もう無理はしないことだ。


僕は、この発達障害のことを勉強して、

自分自身をもっと知らないといけない。

 

ある意味、ラッキーだと感じている。

だって自分の説明書がたくさん

本屋に行けば売ってあるんだから。

 

発達障害と分かって、

また新たな悩みが生まれたけど、

悩みが移り変わっていくってことは、

進んでいるってことだと思う。

進んでいるんだよね?

 

不安になるけど、

ちょっとだけ皆と違う脳で

精一杯がんばろう。